ケガや病気で障害が残された患者さんが、今までと同じ生活が送れなくなり、介護を受けて入院生活を送っているのが回復期です。当院では、患者さん・ご家族の希望に沿った看護を、多職種連携・チーム医療で実践していて、退院後の生活を考えた目標を、看護職・介護職で確認しています。そして、その目標を達成するために、看護職・介護職・医師・リハビリ・社会福祉士・栄養士・薬剤師が、連携して取り組んでいます。

当院には、看護職・介護職ともに20代から50代のスタッフがいて、温かい雰囲気の中で働いています。 入職後は、新卒者も中途入職者も、先輩スタッフが日々交代でペアになって付いて、丁寧に指導します。新卒者には毎月1回の研修もあります。ほかには、教育委員会が中心となってTMGキャリアラダーごとに分かれた研修を実施。戸田中央メディカルケアグループの研修もあり、スキルアップ・キャリアップができる環境です。新卒者には一緒に学ぶ同期がいるので、つながりを大切にしながら、息抜き・リフレッシュが可能です。

看護部長として私が大切にしていることは、「一期一会」です。一期一会とは、一生に一度きりの機会や出会いを大切に「二度と訪れないこの瞬間を大切にしよう」という意味。患者さん・ご家族への挨拶、コミュニケーション、接遇を大事に、関係性を深めて在宅支援につなげてほしいです。何より「患者さんファースト」の気持ちを大事にしてほしいです。患者さん・ご家族の退院後の生活が安全で心豊かな日々になるようにみんなで支援して行きましょう。